星空と谷とトルネードを見た

「手作りカレー」を好きという人もいれば、嫌いな人もいるだろう。無関心な人も。君が考える「幸せ」はどうなんだろう?
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無我夢中で熱弁するあいつとわたし

アパレル店員さんって絶対勤まらないなど考えるのは私だけだろうか。
毎日、徹底的に着飾らないと店のイメージが悪くなる。
私なんて、出張で仕事する時はスーツを着るといいし、メイクだってシンプルでOKとされる。
休日も、自分が満足するファッションを纏えばいいし、在宅で仕事するときはスウェットでも問題ない。
だから、きっと、ファッションにかかわる商売には、向かないと思う。
ショップに入ると店員さんが近寄ってきてファッションポイントやコーディネイトを教えてくれる。
どうしてもそれに怖くなり、その場から去ってしまう。
こういった部分も、店員さんって務まらなさそうと思う大きい理由の一つだ。

息絶え絶えで走る妹と穴のあいた靴下
鹿児島に居住してみて、お墓にいつも、菊をしている人がわんさかいるということに感嘆した。
老年期の奥さんは、いつも毎日、霊前に花をやっていないと、周辺の人の目が気になるらしい。
日ごとに、菊をしているので、家計の中のお花代も非常にばかにならないらしい。
毎日、近隣の50〜60代の女の人は墓所に集まって菊をあげながら、おしゃべりもしていて、お墓の不吉な空気はなく、さながら、騒がしい広場みたいに明るい雰囲気だ。

前のめりで自転車をこぐ彼女と気の抜けたコーラ

私は仕事の関係で、日光へ向かうことが多かった。
北関東に位置する日光は栃木県にあって、海に面していない県で、背の高い山に囲まれている。
もちろん、冬になると雪景色になり、除雪車やチェーンが必須だ。
秋が来ると、東北道で、2泊3日で行って、帰って、また2泊3日という状態が非常に多く、テレビなどのメディアで日光市が登場すると懐かしく思ってしまう程。
日光を見ずして結構というなかれという面白い表現がある位なので、一度は見てほしい所だ。
少しだけ紹介させてもらうと、ツアーのメインはやっぱり日光東照宮。
歴史上欠かせない人物徳川家康の墓があるところで、独特な雰囲気に驚くことだろう。
もう一つ、山の奥にある日光湯元温泉。
硫黄泉とのことで、白色で、熱めの湯。
この温泉に来ると冷えも治るだろうと思う。
日光東照宮建立当時、湯元温泉のお湯を目標にたくさんの湯治客が集まったようだ。
情景が想像できる歴史的な町が栃木県の日光。
旅館やホテルの紹介も一緒にツアーブックにたくさん載っている日光へ、再び行ってみたいと思う。

勢いで踊る彼と冷めた夕飯
出張営業に行くと、1週間近く帰ってこれない場合もある。
とても、充実感はありだけれど、すごく緊張しているので、3時間睡眠。
起床時間のずいぶん前だと言うのに、眠いのに目が覚めてしまう。
だけど、家に帰ってきたときの自由な感じは大好き。
思う存分遊んでしまうし、眠れるし、食べたいものを食べる。

陽気に泳ぐあの人と霧

本を読むのは趣味の一つだけど全ての本に関して好きなはずはない。
江國香織の小説に凄く惹かれる。
もう何年も同じ本を読み進めている状態だ。
主人公の梨果は、8年を共にした恋人の健吾に別れを告げられてしまうが、その原因である華子とルームシェアするようになるという変わった小説だ。
ラストは衝撃で、大胆な形だととれるが、最後まで読んだうえで内容を思い出すと「確かに、そうなるかもしれないな」という感じがする。
そして、江國香織は言葉選びや登場させるミュージックや、物など、センスが良い。
ミリンダが登場するとミリンダが飲みたくなるように書かれているし、べリンダ・カーライルや古内東子といったミュージシャンが出てくると私もCDをかけてしまう。
ワードチョイスの仕方が優れている。
また、悲しい美しさだと思った、なんてセンテンスがどこから浮かんでくるのだろう。
表現に魅力を感じ、夜に何回も同じ江國香織の本を読んでしまう。
お気に入りの小説との深夜の一時は夜更かしの原因なのだと感じる。

湿気の多い火曜の深夜は座ったままで
少年はとってもお腹が減っていた。
あと数日で夏休みという時期、小学校から早足で帰宅しているときだった。
セミがもうやかましく鳴いている。
陽の光は強く、夕方にもかかわらず、いまだ太陽は低くなかった。
少年は汗を手でぬぐいながら一人で歩いていた。
友達と一緒に下校することも多いが、今日はものすごくお腹が空いていたので、急いで家に帰ってとにかく何か食べたかった。
少年が食べようと思っているのは、昨日の夕食のカレーの残り。
昨晩のカレーは、たしか鍋にいくらか残っていたはずだ。
ご飯もおそらく、残ったのが冷蔵庫にあったはず。
少年は期待をこめて、早足で家を目指した。
すると、汗がさらに流れ出した。

ひんやりした木曜の早朝にカクテルを

どんなことでもいいので一つの好きなことを、ひたむきに続けている人に拍手を贈りたい。
スキューバだったり、油絵でも、どんなに小さい分野でも
毎年一回、学生時代からの仲間と、いつものホテルに連泊する!という習慣なども良いと感じる。
何でも地道に続ければ、最後には実用レベルまでたどり着くことができる。
思い返せば、幼稚園の時、ピアノとリトグラフなんかを学習していたが、続けていればよかったな。
このように感じるのは、リビングののはしっこににおばあちゃんに貰ったピアノが置いてあるから。
今の自分は全然分からないピアノだけど、時間ができたらもう一度弾けるようになりたいと目的がある。

息もつかさず跳ねる君と枯れた森
海辺がとても近く、サーフィンのスポットとしてもとっても知られているスポットの歩いてすぐに住んでいる。
だから、サーフィンをしている方はたいそう多く、会社の前に朝少しサーフィンにという方もいる。
そんなふうに、サーフィンをする人が多数いるので、一緒にサーフィンに行こうと言われる方もものすごくあったのだけれど、いつも断っていました。
なぜかというと、私が、運動神経がにぶく、息継ぎできずに泳げないからです。
それでも、泳げなくてもできると言われ、やってみたけれど行ったスポットは初心者じゃない人が行く海で、テトラポッドが左右に広がっていて、スペースがごく狭い浜辺でした。
泳げない私は、パドリングをする筋力も無く、すぐに流されテトラポッドにたたきつけられそうになり死にそうになりました。

一生懸命吠える先生と紅葉の山

いつも、会社やするべきことに追われて、そこまでゆっくりできる時間が持てない。
隙間の時間が持てても、自然に次の仕事の予定など、今後の締切が頭にある。
それでも、一日休みがもらえると、非常に喜んでしまう。
では、この休日をどうやって使おうかと。
最終的にはほとんどが、あれも、これもしたいなど願望のみが重なり、全部は達成できない。
中でも私はマイペースなので、考えているうちに時間は経過。
時は金なり、とはまさに真実だと思う。

陽の見えない大安の早朝は外へ
今日の体育の授業はポートボールだった。
少年は、球技は得意ではなかったので、ふてくされて体操着を着ていた。
きっと今日は、運動は何でもこなすケンイチ君が活躍するだろう。
きっと今日は、運動神経抜群のケンイチ君ばかり活躍するだろう。
だとしたら、少年憧れのフーコちゃんも、ケンイチ君がヒーローになるところを見るなるのだろう。
少年は空を仰いで体操帽子をかぶると、運動場へ歩いていった。
でもフーコちゃんは、ケンイチ君じゃなく、少年のことをチラチラ見ていたことを、少年は気がつかなかった。


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